アイナボホールディングスは、マニックスの株式を追加取得し、子会社化することを決めた。取得価額は非公表で、取得予定日は2021年10月1日。マニックスは住宅設備機器や水回り資材を販売する企業で、兵庫県、大阪府、岡山県、広島県を地盤とする。アイナボはタイルや住設機器の販売とともに、各種工事を手がけ、関東、東海、関西を中心に事業展開している。両社は販売ルートの共有化など連携を進め、業容拡大につなげる予定。
【M&Aアドバイザーのコメント】
アイナボホールディングスのマニックス株式追加取得による子会社化は、販売ルートの共有化や業容拡大につながる戦略的なM&Aと言えます。両社の強みを生かしたシナジー効果が期待できるため、今後の事業展開に注目が集まります。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。