アイナボホールディングスが、タイル工事会社の中央窯業を全株式取得し、子会社化することを決定した。中央窯業は1959年設立で、技術力のある職人を確保し、タイル工事の施工力向上につなげることが狙い。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年10月1日。アイナボは関東、東海、関西を中心に各種タイル・関連製品、住宅設備機器の販売のほか、タイル工事、内装仕上げ工事、石工事、管工事、空調・衛生設備工事などを手がける。
【M&Aアドバイザーのコメント】
アイナボホールディングスは、タイル工事分野において、中央窯業の技術力を取り込むことで、施工力の向上を図り、競争力を高めることが狙いと考えられる。今後は、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、事業拡大に取り組むことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。