アイカ工業は日本政策投資銀行と共同で、米ウィルソナート傘下のアジア4カ所にある現地事業会社の全株式を取得し、子会社化することを発表した。これにより、アジア・オセアニア地域で新たな生産拠点や販売網を獲得し、海外における建装事業の拡大を目指す。取得価額は約162億円で、取得予定日は2019年12月中。M&Aアドバイザーとしては、アイカ工業の海外進出戦略において、今回のM&Aが重要な一歩となると考えられる。