ぐるなびは、法人向けフードデリバリー事業を5億5000万円でインターネット関連のOMOTENASHIに譲渡することを決定した。これにより、ぐるなびは飲食店販促支援事業に経営資源を集中することができる。譲渡予定日は2020年1月1日で、譲渡するのは会議用弁当の注文などを手配する事業である。OMOTENASHIは、宅配弁当・ケータリングサイト「ごちクル」などを運営するスターフェスティバルの全額出資子会社である。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:ぐるなびは、中核事業に経営資源を集中することで、より効率的な事業運営を目指している。一方で、OMOTENASHIは、飲食業界におけるさまざまなサービスを提供することで、市場拡大を目指している。このような動きは、業界全体においてM&Aの活発化を促すことが予想される。