障がい者の就労移行支援事業を手がけるかがやく学び舎は、共同出資者の野口に全保有株式50%を500万円で譲渡することを決めた。かがやく学び舎は、障がい者の就労に必要な知識や能力の向上のための訓練や、就労に関する相談・支援を行っている。譲渡予定日は2019年12月2日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:障がい者の就労移行支援事業は社会的に重要な役割を果たしており、今回の譲渡により、野口が事業を引き継ぐことで、より一層の発展が期待される。ただし、譲渡価格が低いため、かがやく学び舎の財務状況には注意が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。