Oakキャピタルが東岳証券を子会社化
Oakキャピタルは、商品取引を行う東岳証券(東京都千代田区。売上高1億5800万円、営業利益△1億1300万円、純資産5億500万円)の全株式を取得し、子会社化することを決議しました。東岳証券は2004年に設立され、FX(外国為替証拠金取引)、商品CFD(差金決済取引)、証券CFDの取り扱いを主力とし、台湾や香港の顧客を中心に事業を展開しています。
買収の背景と目的
Oakキャピタルは独立系の事業投資会社として、エクイティファイナンス引受業務や成長支援投資、事業再生投資などを行っており、2018年には新たに資産運用業務にも進出いたしました。今回の東岳証券の取得により、金融事業の領域を一層拡大し、多様な分野で事業展開を図ることが目的とされています。
Oakキャピタルについて
Oakキャピタルは、既存企業の成長や再生を目指す投資を行うだけでなく、資産運用にも注力していることが特徴です。独立系の企業として、柔軟な資本政策を行い、多岐にわたる投資機会を模索しています。
東岳証券について
東岳証券はFXや商品CFD、証券CFDを主力事業としており、台湾や香港をはじめとするアジア地域の顧客にサービスを提供することで成長を続けてきました。Oakキャピタルの傘下に入ることで、金融サービスの多角化や事業拡大に寄与することが期待されています。
買収額と日程
取得価額は非公表とされていますが、2019年3月22日に取得が予定されています。これにより東岳証券はOakキャピタルの子会社として新たなスタートを切る見込みです。
今後の展望
東岳証券の金融事業をOakキャピタルの投資ノウハウと組み合わせることで、より包括的なサービスを提供できるようになると考えられます。今後の成長戦略や新事業領域への進出にも注目が集まります。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかないこと、そして売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。企業の成長や変革を支援するM&Aにおいて、多くの実績とノウハウを活かし、お客様の目的や条件に合わせた最適なサポートを展開しています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。