NTTデータ、米Intelligroup株式の公開買付け(TOB)を実施
NTTデータは米子会社を通じて、ITサービスを手がける米Intelligroup, Inc(ニュージャージー州)に対してTOB(株式公開買い付け)を実施することを決定いたしました。今回のTOBでは全株式の取得を目指し、買付額は最大で約179億円にのぼります。IntelligroupはこのTOBに賛同を表明しています。
TOBの概要
買付価格は1株あたり約418円で、買付期間は契約締結日の2010年6月14日から6営業日以内に開始され、開始後20営業日で終了する予定です。Intelligroupは売上高113億円、純資産41億6000万円という企業規模を持ち、多様な業種向けにITサービスを提供しています。
Intelligroupの事業内容と強み
Intelligroupは1987年に設立された企業で、グローバル企業向けにSAPやOracle関連のコンサルティング事業およびITサービスを展開しています。米国、英国、デンマーク、日本などの大手企業を顧客として抱えており、従業員数は2009年12月31日現在で2101人にのぼります。
NTTデータの狙い
NTTデータにとって、Intelligroupの顧客基盤や専門的ノウハウを取り込むことは、海外事業の強化につながる大きなメリットです。今回のTOBを通じて、さらにグローバルなITサービス展開と技術力の獲得を目指しています。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。