NTTデータによるCirquent GmbH子会社化の概要

NTTデータは子会社を通じて、ドイツ自動車メーカーBMWグループ傘下の情報システム会社であるCirquent GmbH(ミュンヘン市、売上高約481億円)の株式72.9%を取得し、子会社化することを決議いたしました。BMWにとって今回の売却は、主要事業への経営資源の集中を進める一環といえます。

BMWが目指す主要事業へのリソース集中

BMWは自社のコア事業である自動車製造・販売に注力するため、グループ全体の経営資源の再配分を行っております。今回のCirquent株式の譲渡は、その経営方針に基づいた一手として位置づけられています。NTTデータとの資本提携によって、IT分野における力量強化が見込まれます。

主要ポイント

・BMWのコア事業への投資集中
・IT分野のプロフェッショナル企業との連携による競争力向上

NTTデータの戦略とCirquentの強み

Cirquentは製造、銀行、通信、保険など多岐にわたる分野でのITノウハウを保有しており、NTTデータは同社のリソースを取り込むことで欧州ビジネスの拡大を目指しています。取得価額や取得予定日は非公表とされていますが、今回のM&Aはグローバル市場でのプレゼンス向上を狙った戦略的な動きといえます。

欧州ビジネス拡大への期待

・Cirquentが持つITソリューション力の活用
・欧州地域での顧客基盤拡大
・将来的なIT関連サービスの多角化

株式会社M&A Doのご紹介

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