NTTデータによるネットイヤーグループの子会社化について
NTTデータは、東証マザーズ上場でインターネット活用によるマーケティング支援業務を手がけるネットイヤーグループをTOB(株式公開買い付け)で子会社化することを決議いたしました。議決権ベースで60%の株式取得を目指し、東証マザーズ上場は維持される予定です。ネットイヤーグループは今回のTOBに賛同を表明しております。
TOBの概要
買付価格は1株あたり850円で、TOB公表前日の終値416円に対して104.33%のプレミアムを加えた価格設定となっております。また、買付期間は2月6日から3月6日まで、決済の開始日は3月13日を予定しています。買付価格の総額は35億6855万5000円です。
ネットイヤーグループの概要
ネットイヤーグループは1997年に電通の傘下企業の米国法人の子会社として発足し、インターネットを活用したマーケティング支援事業やインキュベーション(ふ化)事業を展開してまいりました。1998年には経営陣による買収(MBO)により電通グループから独立し、1999年には日本国内拠点としてネットイヤー・ナレッジキャピタル・パートナーズ(2003年に現社名に変更)を設立し、今日に至っております。
ネットイヤーグループの強み
ネットイヤーグループは、オウンドメディア(広報誌、Webサイトなどの自社媒体)やアーンドメディア(ブログやSNSなど)のデータ活用を通じた経営・マーケティング部門への問題解決力に強みを持っています。
NTTデータが目指す包括的ソリューション
NTTデータは、ネットイヤーグループを傘下に取り込むことで、顧客企業の経営・マーケティング・ITを横断した包括的なソリューション提供が可能になると期待しております。今回の子会社化によるシナジー効果により、多面的なサービスの向上が見込まれます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できる点を強みとしているM&A仲介会社です。M&Aをご検討の際には、ぜひ株式会社M&A Doへお問い合わせください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。