NTTデータによるエヌジェーケー(NJK)のTOB実施について
NTTデータは、ソフトウエア開発を手掛けるエヌジェーケー(NJK)をTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化すると発表しました。これに伴い、エヌジェーケーは上場廃止となります。
背景と経緯
NTTデータは2010年にNJKを連結子会社化(50.01%)しました。しかし、価格競争の激化などによりNJKの業績が振るわず、NTTデータは同社単独での成長は難しいと判断しました。その結果、完全子会社化を行い、NJKの事業ポートフォリオを見直す方針を固めたのです。
完全子会社化の詳細
買付価格は1株あたり675円で、公表前営業日の終値481円に対して40.33%のプレミアムが付与されています。買付予定数は674万6399株で、下限が214万300株、上限は設定されていません。買付価額は45億5000万円となる見込みです。
買付スケジュール
買付期間は2016年5月11日から2016年7月7日まで、決済の開始日は2016年7月14日と発表されています。このスケジュールに沿って手続きが進められ、最終的にはNJKが完全子会社化されることになります。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。