ジャパンホームシールドの譲渡について
2020年12月1日にLIXILグループから名称を変更したLIXILは、100%子会社であるジャパンホームシールド(東京都墨田区)の全株式を投資会社のみずほキャピタルパートナーズ(東京都千代田区)に譲渡することを決定いたしました。譲渡価額は非公表で、2021年2月に譲渡が予定されています。
ジャパンホームシールドの概要
ジャパンホームシールドは1990年に設立され、地盤調査・建物検査を手がける企業です。累計で地盤調査180万棟、建物検査20万戸を超える豊富な実績を誇り、売上高120億円、営業利益8億円、純資産40億4000万円を有しています。
LIXILがジャパンホームシールドを譲渡する背景
LIXILは経営効率を高めるために、基幹事業である建材・住設機器分野に経営資源を集約する方針を打ち出しています。今回のジャパンホームシールドの切り離しはその一環であり、LIXILグループ全体の経営戦略上の判断によるものと考えられます。
譲渡に伴う今後の見通し
みずほキャピタルパートナーズのもとでジャパンホームシールドは今後さらに事業を拡張し、専門性を活かした地盤調査・建物検査サービスの強化・拡大が期待されています。一方でLIXIL側は、基幹事業に集中することで経営の効率化を進め、企業価値の向上を図っていく見通しです。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、譲渡後の資産最大化を目指すM&A支援企業です。売り手からの手数料を一切いただかず、売主様が望む最適な譲渡形態を実現することを強みとしております。譲渡に関するさまざまなご相談を承り、市場動向や財務状況を踏まえたアドバイスを行いながら、お客様のニーズに応じたサポートをご提供いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。