LIXILの希望退職プログラム、965人が応募
大手住設メーカーのLIXILは5日、1200人を対象として募集した希望退職プログラム「ニューライフ」に965人が応募したと発表しました。LIXILでは昨年2月にも希望退職を募集しており(人数を定めず、応募497人)、同様の人員合理化策は2年連続となります。
募集対象と期間について
今回の希望退職は、40歳以上勤続10年以上の正社員を対象としました。ただし、工場の人事総務・経理部門や物流センター、デジタル部門は除かれています。募集期間は2021年1月12日~22日までで、退職日は3月25日となっています。
実力主義の徹底と事業構造転換
国内新築住宅市場の急速な縮小を背景に、LIXILでは実力主義の徹底や機動的な組織づくりを推し進め、事業構造の転換を加速させています。今回の希望退職プログラムも、その一環として実施されたものです。
特別退職金と再就職支援について
通常の退職金に特別退職金を加算して支給し、再就職支援サービスも提供すると発表されています。2021年3月期決算には関連費用として約136億円を計上する方針です。2022年3月期以降の人件費の減少は、年間で約82億円を見込んでいます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手企業様からの手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしているM&A仲介会社です。M&Aに関するご相談や検討をサポートする際、豊富な知見と経験を活かし、円滑で安心な企業譲渡の実現を目指します。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。