LITALICO、米国DDCNを子会社化へ
LITALICOは、米国現地法人を通じて障害者支援事業を手がける米国Developmental Disability Center of Nebraska, LLC(以下、DDCN)の全持ち分を取得し、子会社化することを決定しました。これにより、米国における障害福祉サービスの知見・ノウハウを獲得し、国内外での事業拡大を目指します。
DDCNの概要
DDCNは2015年に設立され、米中西部ネブラスカ州の中心都市オマハで、知的障害・発達障害のある方々を対象としたグループホームを17拠点(2023年12月時点)運営しています。主に住まいと日中活動の場を提供しており、売上高40億8000万円、営業利益14億5000万円、純資産12億1000万円という実績があります。
取得価額と取得予定日
DDCNの取得価額は約46億3200万円となっています。取得予定日は2024年6月26日であり、この買収を通じてLITALICOは国内外での障害福祉サービスの拡充を図ります。
LITALICOの事業展開
LITALICOは障害者就労支援を主力として、児童発達支援や放課後等デイサービス、さらには学習塾・教室など、幅広い障害者支援事業を展開しています。今回の買収により、米国の障害福祉サービスで培われたノウハウを取り込み、より多角的なサービスを提供しながら事業のさらなる拡大を目指す考えです。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から一切の手数料をいただかず、譲渡後の資産を最大化できる点が強みです。M&Aを検討する企業の皆様は、ぜひ一度ご相談されてはいかがでしょうか。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。