Link-UグループがRomanzの全株式を取得へ
Link-Uグループは、インフルエンサーマーケティングを手掛けるRomanz(東京都渋谷区)の全株式を取得し、子会社化することを発表しました。取得価額は非公表で、2024年3月31日に株式の40%を取得し、2025年2月28日に残りの60%を取得する予定です。
取得の背景と狙い
今回の買収により、Romanzが展開するファン共創型イベントプロモーションをはじめとした新しいマーケティング手法をLink-Uグループ全体に取り込み、さらなる事業拡大を図る狙いがあるとみられます。
ファン共創型イベントプロモーションとは
ファン共創型イベントプロモーションは、従来の広告手法とは異なり、ファンの意見や要望を反映させながら、インフルエンサーやVTuber、ストリーマーなどの協力により企画を進めていく手法です。これによりブランドへの愛着を生み出し、持続的なファンコミュニティを形成することが期待できます。
Romanzの強み
Romanzは2023年1月に設立された新しい企業ですが、VTuber(アバターによる動画・ライブ配信)やストリーマーを活用したプロモーション企画・立案に強みを持っています。売上高は1億7000万円を計上しており、今後の事業拡大が期待されています。
VTuberやストリーマーを活用したマーケティング
VTuberやストリーマーを活用することで、従来の広告ではリーチできなかった若年層との接点を持ちやすくなる特徴があります。また、視聴者とリアルタイムでコミュニケーションが取れる配信ならではの双方向性が大きな魅力です。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aにおいて売り手から手数料を一切いただかないことが最大の特徴です。売主様の譲渡後の資産を最大化できるようサポートすることで、多くの企業・事業者様に選ばれています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。