LINEがZホールディングスへのTOBを発表
LINE株式会社(以下、LINE)は、2019年12月23日に発表したZホールディングス(以下、ZHD)との経営統合の一環として、ZHD株式を対象とした株式公開買い付け(TOB)を開始すると発表しました。これに先立ち、2020年12月29日にLINEは上場を廃止しています。
TOB成立後の株式保有比率
TOBが成立した場合、LINEによるZHD株式の保有比率は44.62%となります。ZHDの上場は維持され、引き続き投資家はZHD株を市場で取引することができる見通しです。
Zホールディングスの意見
ZHDは、このTOBに対して賛成の意見を表明しています。一方で、株主が本TOBに応募するか否かについては、中立の立場をとっています。
買付価格とディスカウント率
買付価格は1株当たり348円とされ、これは買付発表の前営業日の終値703.8円に対して、約50.55%のディスカウントとなります。買付予定数は21億2536万6950株で、これに満たない場合は応募株式の買い付けを行わないとされています。
買付期間と買付代金
買付期間は2021年1月21日から2月18日までの20営業日で、予定される買付代金は約7396億円です。公開買付代理人はSMBC日興証券で、決済開始日は2月26日を予定しています。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしています。豊富な経験と実績を活かし、スムーズなM&Aをサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。