Lib Workによる幸の国木材工業の子会社化について

Lib Workは、製材加工販売を手がける幸の国木材工業(熊本県山鹿市。売上高12億7000万円、営業利益1億5200万円、純資産7億8800万円)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。住宅メーカーにとって最重要資材である木材の安定的な調達体制を構築することが狙いとされています。

幸の国木材工業の概要

幸の国木材工業は1988年に設立され、主力事業として戸建住宅用などの木材供給を行っております。今回の子会社化により、Lib Workは木材の供給体制を強化し、より安定した住宅事業の展開を図ることが期待されます。

取得価額と取得予定日

取得価額は9億6400万円、取得予定日は2023年7月3日と公表されています。Lib Workは熊本県と福岡県を拠点とし、注文住宅事業を展開しておりますが、このM&Aにより安定的かつ高品質な木材を確保することで、自社の住宅性能や魅力的な提案力の向上を目指す考えです。

M&Aにおける安定調達の重要性

住宅メーカーにとって、木材は欠かすことのできない“主要食材”ともいえる存在です。例えば、私たち料理人が毎日の調理で欠かせない基本食材を無理なく安定的に仕入れることが大切なのと同様に、住宅メーカーにも計画的かつ安定的な木材調達が不可欠です。そのため、一度に大量の木材を確保し、品質を統一する仕組みづくりが企業にとってポイントとなります。

安定調達によって期待できる効果

今回のLib Workと幸の国木材工業のM&Aにより、以下のような効果が期待されます。

  • 資材供給の安定により、施工スケジュールの管理が容易になる
  • 調達コスト削減や品質管理強化による収益性の向上
  • 住宅の長期的な信頼性とブランド価値の向上

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