LEOC、株式の非公開化を目的としたTOBについて
LEOCの代表取締役社長が代表を務める小野寺事務所(東京都渋谷区)は、LEOCに対して株式の非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議いたしました。議決権ベースで66.67%の株式取得を目指し、LEOCはこのTOBに賛同を表明しております。
MBO(経営陣による買収)の背景
LEOCはこれまでM&Aなどで事業規模を拡大してまいりました。しかし、給食業界全体で仕入れ価格の上昇や国内景気の低迷などの影響により、今後の事業環境は厳しさを増すと予想されております。企業価値を向上させるため、経営管理体制の構築や物流・教育への投資を積極的に行う必要があると判断し、MBOによる株式の非公開化が最善策とされました。
TOBの詳細
今回のTOBの買付価格は1株あたり500円です。TOB公表前営業日まで1カ月間の対象株式の終値平均値が140円であることから、256.4%のプレミアムが加えられています。買付予定数は919万3000株で、買付予定額は45億9000万円、公開買付期間は2008年10月22日から12月4日までを予定しております。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aのアドバイザリーやコンサルティングを行い、スムーズな譲渡・譲受に貢献いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。