LEOCによるライフコミューン譲渡について
LEOCは、有料老人ホームを運営するライフコミューン(東京都港区。売上高128億円、営業利益3億3500万円)の全保有株式50.1%を、投資用マンション企画分譲事業などを手がけるキノシタ・マネージメント(東京都新宿区)へ譲渡することを決議いたしました。これにより、LEOCは介護サービス事業から撤退する方針です。
ライフコミューンの概要
ライフコミューンは首都圏において、有料老人ホームなど46事業所を運営・管理しており、高齢社会の多様なニーズに合わせてサービスを提供しています。LEOCは財務体質の改善を目指し、2006年9月にグループの経営多角化戦略の一環としてライフコミューンを子会社化し介護サービス事業へ参入していました。
譲渡の背景
LEOCは財務体質改善のため、今後は主力である給食事業に経営資源を集中させる方針に舵を切りました。その結果、ライフコミューンの株式譲渡という決定に至ったとみられます。
譲渡価額および予定日
譲渡価額は25億円とされ、譲渡予定日は2008年9月12日となっています。ライフコミューンは新たにキノシタ・マネージメントの傘下で事業を継続していく予定です。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aの仲介業務において売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。専門的な知見をもとに、丁寧かつ迅速なサポートを提供しているため、安心してM&Aをお任せいただけます。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。