KLabが子会社事業を分割し譲渡へ
KLabは、子会社であるメディアインクルーズ(MIC、岡山市)の東京支社が手がけるモバイルオンラインゲーム「ビーストバトルクロニクルZERO」と「雑貨屋さんストーリーズ」の2タイトルに関する事業を、MIC取締役の太田匡人史氏に譲渡することを決定いたしました。これは会社分割を行い新設するhotarubi(東京都港区)に対象事業を移管したうえで、同氏に譲渡するというものです。
対象事業と譲渡の背景
今回の譲渡の対象となる事業の売上高は4億3700万円とされております。MICは「幽遊白書 –魔界統一最強バトル」などのヒット作を擁する一方で、採算が悪化した東京支社の事業を分離独立させ、収益性の向上を図ることを目的としております。譲渡価額は未定とされ、譲渡予定日は2014年4月1日となっております。
会社分割による事業移管の意義
会社分割によって事業を一度新設会社であるhotarubiに集約し、太田氏に譲渡する形をとることで、事業の整理およびドメイン集中を図りやすくしております。これにより、KLabとしては新たな収益モデルの追求や事業効率化を狙っていると推測されます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。事業譲渡やM&Aのコンサルティングを豊富な知見と経験をもとに行い、円滑な事業継承や最適な譲渡スキームの実現に寄与しております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。