KFE JAPANによるLED照明事業譲渡と株式取得について
KFE JAPANは、LED照明事業をシャルレの子会社である「がいS」に譲渡した後、同社株式の一部を取得することで、シャルレと共同でLED事業を運営すると発表しました。がいSは社名を「シャルレライテック」に変更する予定です。
事業譲渡と第三者割当増資の概要
今回のスキームでは、KFE JAPANが譲渡後のシャルレライテックが実施する第三者割当増資を引き受ける形で株式を取得し、同社の株式49.87%を保有することになります。増資の払込予定日は2010年4月30日で、事業譲渡価額および増資引受額は同日発表とされています。
KFE JAPANのLED事業について
KFE JAPANは高品質なLED蛍光灯を開発し、大型商業施設やコンビニエンスストア、学校法人など、多岐にわたる顧客へ販売してきました。その開発力と実績は業界内でも高く評価されており、今回の譲渡後も引き続きシャルレライテックとの共同事業体制で業務を進めていく方針を明らかにしています。
シャルレによる新規事業への参入
シャルレにとっては、市場性のある新規の環境関連事業への参入を模索していたタイミングであり、LED照明の需要拡大が見込まれるなかで、KFE JAPANとの提携が効果的な選択肢となりました。今回の事業譲渡と増資引き受けを通じ、LED照明事業を一層拡大していく狙いがあると考えられます。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。