KeyHolderがトポスエンタープライズへの民事再生支援を決定
KeyHolderは、運送・倉庫業のトポスエンタープライズ(千葉市)に対して民事再生支援(スポンサー支援)を行う意向を決めました。コンサート・イベント向け機材の運送や物流倉庫の大型スタジオへの転用など、KeyHolderが主力とするエンターテインメント分野での相乗効果を見込んだ動きといえます。
トポスエンタープライズとは
トポスエンタープライズは、2023年10月末に東京地裁に民事再生法の適用を申請したパチンコホール大手ガイア(東京都中央区)のグループ企業で、実質的に倒産となった会社です。
同社は1997年に設立され、設立当初はパチンコホール向け遊技台の保管や輸送を主力事業としてきました。近年では一般物流や卸売事業(パチンコホール向け景品など)のほか、ホテル、コンビニ事業といった幅広い分野へも事業領域を拡大してきました。
追記事項(2024/04/30)
再生計画の認可決定確定後、KeyHolderがトポスエンタープライズの第三者割当増資を引き受け、全株式を取得すると発表しました。取得価額は2500万円とされています。
今後の展望
今回の支援決定により、トポスエンタープライズはKeyHolderのエンターテインメント事業と連携しながら再建を図ることが期待されています。運送・倉庫業とエンターテインメント分野の掛け合わせにより、新たなビジネスチャンスやサービスの拡大が見込まれます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。