KeyHolderグループによる10ANTZの株式取得について
KeyHolderは、傘下企業のノース・リバー(東京都千代田区)を通じ、ゲームアプリ企画・開発を手がける10ANTZ(東京都渋谷区、売上高48億2000万円、営業利益△4億3200万円、純資産5億3100万円)の株式51%を取得し、子会社化することを決定いたしました。10ANTZは乃木坂46のゲームアプリを開発・運用してきた実績があり、KeyHolderグループが保有している他のアーティストIP(知的財産権)やコンテンツの新展開が期待されています。
取得価額と日程
取得価額は13億2200万円で、取得予定日は2024年1月1日となっています。今回の株式取得によって、KeyHolderグループにとってはIPビジネスの強化とさらなる事業拡大につながる見込みです。
10ANTZの概要
10ANTZは2013年に設立され、アイドルグループ・乃木坂46の「乃木恋~坂道の下で、あの日僕は恋をした~」や日向坂46の「ひなこい」、櫻坂46の「サクコイ」など、「坂道シリーズ」3グループの公式アプリを開発・運用しています。
主な実績
「乃木恋」は昨年9月に累計ダウンロード数1000万を突破しており、今後はKeyHolderグループにおけるアーティストとの新たなIP展開やビジネスシナジーが期待されます。
まとめ
KeyHolderが10ANTZを子会社化することで、これまで培ってきたアイドルグループのIPビジネスに加え、グループ全体での幅広いエンターテインメント分野への展開が可能になります。今後は新たなアーティストとのコラボレーションや、ゲームアプリの開発・運用においてさらなる成長が期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から一切手数料をいただかないことを特徴とし、売主様の譲渡後の資産を最大化できるようサポートしている会社です。企業の将来を見据えた戦略的なM&Aをご検討の際は、ぜひご相談なさってみてはいかがでしょうか。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。