KADOKAWA、香港のシネコン事業運営会社を譲渡へ
KADOKAWAは子会社を通じて、香港のシネコン事業運営会社であるKadokawa Intercontinental Group Holdings(KIGH。新海。売上高68億1000万円、営業利益3億1600万円、純資産19億4000万円)を、香港のメディア会社eSun Holdingsへ譲渡することを決定しました。
また、同時にグループ会社の管理を行うIntercontinental Development and Service(新海。売上高2億5800万円、営業利益2300万円、純資産4600万円)も、香港の不動産会社Lai Sun Development Companyに譲渡することを決議しました。
譲渡対象企業の概要
Kadokawa Intercontinental Group Holdings(KIGH)
KIGHはKADOKAWAが2005年に買収したシネコン・映画配給事業を手がける企業です。香港や中国広東省で事業を展開し、買収後もその業容と収益力を大きく拡大してきました。
KADOKAWAは今後の海外戦略をネット・デジタル分野に移すため、同社を売却することを決めています。
Intercontinental Development and Service
Intercontinental Development and Serviceは、KIGHのグループ会社の管理を行う企業です。今回KIGHの譲渡と同時に、その管理業務を担うIntercontinental Development and Serviceも譲渡される方針です。
譲渡価額と取得予定日
KIGHの譲渡価額は約22億5000万円、Intercontinental Development and Serviceの譲渡価額は約16億7000万円とされています。取得予定日は2013年8月中旬となっています。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。