JXTGホールディングスによるバイオ医薬品関連事業の譲渡
JXTGホールディングスはグループ会社である米アーバイン・サイエンティフィック・セールス・カンパニー(カリフォルニア州)とアイエスジャパン(埼玉県戸田市)の全株式を、富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルムに譲渡することを決定いたしました。譲渡価額は総額約852億円となります。
アーバイン社とアイエスジャパンの背景
JXTGホールディングスは1987年に、細胞培養用培地などの研究開発・製造を手がけるアーバイン・サイエンティフィック・セールス・カンパニーを子会社化し、日本や韓国で同社製品の販売を担うアイエスジャパンを設立いたしました。これにより、バイオ医薬品関連事業を展開してきました。
譲渡の理由
近年、JXTGホールディングスでは事業構成の見直しを進めており、コア事業である石油精製・化学品との関連性が低いバイオ医薬品関連事業の譲渡を検討しておりました。一方で、富士フイルムは医薬品事業に注力しており、当該事業とのシナジーを見込めることから、今回の譲渡に至ったとみられております。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。