JXホールディングス、追加株式取得で連結子会社化を発表
JXホールディングスは子会社を通じて、石油・天然ガス開発を手掛ける日本パプアニューギニア石油(東京都千代田区)を追加取得し、連結子会社化することを発表しました。今回の取得により、所有比率は従来の36.41%から98.44%へ大幅に引き上げられます。
追加取得の背景と意義
日本パプアニューギニア石油の株式を追加取得することで、JXホールディングスにとって石油・天然ガスの上流開発事業を強化することが期待されます。エネルギー資源の安定供給と、更なる国際展開の基盤づくりとして非常に重要なステップとなります。
取得先と取得価額
JXホールディングスの100%子会社であるJX日鉱日石開発が、経済産業大臣の所有していた日本パプアニューギニア石油の株式を取得します。取得価額は190億円で、取得日は2011年5月13日となっています。
日本パプアニューギニア石油の概要
日本パプアニューギニア石油(東京都千代田区)は、石油・天然ガスの探査・開発を行う企業で、売上高は1億3,500万円、純資産は123億円を有しています。今回の連結子会社化により、JXホールディングスは更なる事業拡大を目指す見込みです。
今後の展望
今後はJXホールディングスのグループ戦略の一環として、海外事業の強化を図り、エネルギー資源に関するさらなる開発・供給体制の整備を進めることで、国内外の安定供給に貢献していくことが期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手からは手数料を一切いただかない仕組みで、売主様の譲渡後の資産を最大化できる強みをもっています。円滑なM&Aのサポートを通じて、企業の未来をともに創造するパートナーとして多くのお客様から信頼を得ております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。