JVCケンウッドが電子機器製造子会社ジー・プリンテックを売却

JVCケンウッドは、電子機器製造子会社であるジー・プリンテック(GPI、東京都港区)の株式を売却することを決定いたしました。今回の売却は、同社の事業構造改革の一環として進められるものです。

株式譲渡の概要

GPIの株式60%は、あおぞら銀行などが出資するAZ-Star 1号投資事業有限責任組合(東京都千代田区)に、残り40%は総合商社である兼松に譲渡されます。譲渡価額は公表されていません。

譲渡予定日は2017年2月24日となっており、その後3月31日付で、本社のカードプリンター事業(売上高40億8000万円)がGPIに吸収分割される予定です。

今回の売却でのポイント

1. AZ-Star 1号投資事業有限責任組合への譲渡

あおぞら銀行などが出資する投資組合に株式の過半数を譲渡することにより、新たな資本と経営ノウハウのもと、GPIの成長と事業拡大が見込まれます。

2. 兼松との連携

残りの株式40%を総合商社である兼松に譲渡することで、幅広いネットワークや販売チャネルの活用により、GPIの事業領域がさらに広がる可能性があります。

3. カードプリンター事業の吸収分割

本社からGPIへカードプリンター事業が吸収分割されるため、GPIに一元化された専門性の高い技術やリソースが集約され、より効率的な事業運営が期待できます。

株式会社M&A Doのご紹介

株式会社M&A Doは、M&Aにおける売り手の方から一切手数料をいただかず、譲渡後の資産を最大化することを強みとしています。経験豊富な専門家がサポートを行い、スムーズに経営資源を引き継ぐための最適な戦略をご提案いたします。M&Aに関するご相談は、ぜひ株式会社M&A Doまでお問い合せくださいませ。