JVCケンウッドが東京特殊電線の医用画像表示機器・EMS事業を取得へ
JVCケンウッド様は、東京特殊電線様から医用画像表示機器やカーエレクトロニクス関連の受託生産(EMS)事業(売上高57億6000万円)を取得することを決定いたしました。これにより、同事業を担う東特長岡(新潟県長岡市。売上高57億5000万円、営業利益△300万円、純資産2億5700万円)も異動対象となります。東京特殊電線様は、医用画像表示用高精細ディスプレイを主力製品として展開しており、ディスプレイに関連する高度な技術を有しています。
事業取得の目的と背景
東特長岡様は、ディスプレイ製造で培った基板設計・加工技術を応用し、自動車用基板加工などのEMS事業も手がけております。JVCケンウッド様は、同社の超高精細映像技術とこれらの技術を融合し、また販売ネットワークを共有することで相乗効果を狙っているとのことです。
取得価額・取得日
当初の発表では取得価額および取得日は未定でしたが、その後2013年4月12日に、事業取得は吸収分割方式で実施し、取得価額は7億5900万円、取得予定日は2013年7月1日と発表されました。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aをご検討の際には、ぜひご相談ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。