JRCが高橋汽罐工業を子会社化

JRCは、発電所などの各種工事や補修、保守を手がける高橋汽罐工業(横浜市。売上高18億7000万円、営業利益4億3500万円、純資産10億7000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。これにより、グループ全体のサービス提供範囲をさらに拡大することを目指しております。

高橋汽罐工業の概要

高橋汽罐工業は1963年に設立され、原子力・火力・バイオマス発電所のほか、製紙メーカーや食品メーカーの工事業務で豊富な実績を築いてまいりました。主要取引先構内に多くの常駐事業所を構えており、その技術力と対応力から高い評価を受けております。

取得価額と取得予定日

株式の取得価額は18億9400万円とされており、2024年9月24日に取得が予定されています。今回の買収によって、JRCグループにとっては事業領域のさらなる拡大とサービス面での強化が見込まれます。

JRCのサービス領域拡大戦略

JRCは屋外用ベルトコンベヤー部品の製造を主力としてまいりましたが、近年はコンベヤー搬送設備の点検・工事など、サービス領域にも力を入れております。今回の高橋汽罐工業の子会社化は、その取り組みの一環でもあります。

昨年の東陽工業買収との連携

JRCは昨年12月に、火力発電所やごみ焼却施設のボイラー関連製品などを製造する東陽工業(現JRC C&M福島工場、福島県本宮市)を傘下に収めました。これにより、グループ内の連携を進めながらトータルソリューションの提供を目指しており、今回の高橋汽罐工業の買収もその流れを加速させるものとなります。

グループ全体への期待

JRCグループは点検・工事分野の拡大と発電所関連工事のノウハウ蓄積を進めることで、クライアントの多様なニーズに対応できる体制を整えております。今回の高橋汽罐工業の傘下入りによって、さらなるサービス品質向上が期待されております。

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