JPホールディングスによるジェイ・プランニングの譲渡について
JPホールディングスは、アミューズメント施設内でのワゴンドリンクサービス事業を手がけるジェイ・プランニング(名古屋市。売上高21億6000万円、営業利益1280万円、純資産2億5200万円)の全株式を、同業の翔亜カンパニー(東京都杉並区)へ譲渡することを決議いたしました。譲渡価額は1400万円、譲渡予定日は2010年3月31日です。
譲渡の背景
アミューズメント関連事業を取り巻く環境は、パチンコホールに対する規制の強化や景気の低迷など、さまざまな要因から厳しい状況が続いております。そうした中で、JPホールディングスは主力事業である子育て支援事業に経営資源を集中するため、今回の譲渡を決断するに至りました。
子育て支援事業への集中
JPホールディングスにとって、子育て支援事業は今後の成長を支える重要な柱と考えられております。そのため、アミューズメント関連事業から撤退することで、より一層の体制強化と拡充を図る方針です。
アミューズメント関連業界の厳しさ
パチンコホールをはじめとするアミューズメント関連施設には、規制強化に加え、娯楽の多様化や景気の低迷などの影響が大きく及んでおります。このような逆風の中で事業を維持・拡大することは容易ではなく、戦略的な選択が求められたといえます。
譲渡先の翔亜カンパニーについて
同業にあたる翔亜カンパニーは、すでにアミューズメント施設向けのサービス事業を展開しており、ジェイ・プランニングのワゴンドリンクサービス事業とのシナジーが期待されます。今回の譲渡によって、ジェイ・プランニングのサービスがさらに効率的に運営され、両社にとって事業拡大の好機となる可能性が高いと考えられます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みのM&A支援企業です。豊富な経験と専門知識を生かし、最適なパートナーシップを実現するためのサポートを行っております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。