JMSがユニオンツールから「myBeat ホームECG」事業を取得
JMSは、ユニオンツールからテレメトリー(遠隔計測)式心電送信機「myBeat ホームECG」事業を取得することを決定いたしました。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年8月1日です。
「myBeat ホームECG」の特徴
「myBeat ホームECG」は手軽に心電図が測定できる機器で、とくに心臓病の合併症が多い透析患者の体調管理に大変役立ちます。自宅など日常生活の中でも心電図を測定できるため、医療現場だけでなく患者様やご家族の負担軽減にもつながることが期待されます。
透析患者の健康管理強化へ
血液透析領域を中心に医療器具の競争力を高めることを目指すJMSは、主力製品である血液透析装置や電子カルテなどとのデータ連携を促進し、多様化する顧客ニーズに対応していく方針です。透析患者の合併症対策として、心臓の状態を可視化できるシステムは極めて有効とされています。
今回の取得の目的と今後の展望
今回の事業取得は、JMSの透析分野における製品ラインアップ強化に大きく寄与すると考えられます。透析装置や電子カルテへのデータ連携が強化されることで、より総合的な治療支援システムの提供が可能となり、患者様の健康管理体制がさらに充実する見通しです。
今後の取り組み
JMSでは、「myBeat ホームECG」の利便性をさらに高めるため、データの分析・管理機能を充実させることが検討されています。これらの医療データを総合的に利用することにより、医療現場の効率化だけでなく、患者様への適切なケア体制の強化が進むことが期待されています。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、M&Aにおける売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしています。医療系事業の売却をはじめ、多くの企業が抱える事業承継や事業拡大に関する課題に取り組み、円滑かつ効率的なサポートを提供しております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。