JMDC、医薬情報ネットを子会社化へ
JMDCは、製薬・医療機器関連の学界情報データベース事業を展開する医薬情報ネット(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。薬剤の変化や技術の進化、規制の厳格化、さらに新型コロナウイルス感染症の広がりなどを背景として、製薬・医療機器企業のマーケティング活動に対して求められる情報支援が一層高まっていることに対応する狙いがあります。
取得価額・取得予定日について
今回の取得価額と、具体的な取得予定日は非公表となっております。JMDCの今後の取り組みの進展に注目が集まっています。
医薬情報ネットの概要
医薬情報ネットは1995年に設立されました。国内約1400学会、海外約400学会をカバーする「学会情報データベース事業」を主力として展開し、顧客企業におけるKOL(キーオピニオンリーダー)の選定やMR(医薬情報担当者)の活動支援などに活用されています。
JMDCの事業内容
JMDCは5億4000万件以上のレセプト(診療報酬明細書)データ、さらに2600万件を超える健診データを分析し、保険者向けの保健事業支援などのサービス事業を展開しています。今後、この豊富なデータと医薬情報ネットの学会情報が組み合わさることで、より高度な情報支援が可能になると期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様からは手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aをご検討の際には、ぜひご活用くださいませ。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。