JFLAホールディングスが孫会社の十徳を譲渡
JFLAホールディングスは、和風居酒屋などを経営する孫会社の十徳(熊本市。売上高18億9000万円、営業利益△1億200万円、純資産△25億4000万円)の全株式を、同社の三浦孝幸社長に1日付で譲渡しました。原材料やエネルギーの価格高騰による厳しい経営環境が続く中、不採算子会社の整理や店舗の閉鎖などの対策を進めている最中に、三浦社長から株式取得の申し出があったとのことです。なお、譲渡価額は2538円とのことです。
譲渡の背景と狙い
天候不順やコロナ禍などに伴う外食産業の落ち込み、加えて原材料やエネルギー価格の高騰が事業運営に大きな影響を与えていると推察されます。JFLAホールディングスは、不採算子会社の整理や経費削減を含む全社的な取り組みを推進している中で、三浦社長からの株式取得の申し出があったことで、今回の譲渡に至ったといわれています。
今後の見通し
十徳は新たなオーナーとなる三浦社長のもとで、経営方針を再構築し、収益改善に向けた取り組みが行われることが期待されます。JFLAホールディングスとしても、グループ全体の経営効率を高めるために、さらなるリストラやコスト削減などを進めていく可能性が高いと考えられます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、経営者の想いを大切にしながら、“売り手から手数料を一切いただかず”、“売主様の譲渡後の資産を最大化できる”ことを強みとするM&A支援会社です。専門的なサポートや業界知識を活かし、スムーズな事業継承や譲渡プロセスの実現を目指しております。もしM&Aや事業の引継ぎをご検討されている場合は、ぜひ株式会社M&A Doにご相談ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。