JESCOホールディングスによるPEICOの子会社化について
PEICOとは
JESCOホールディングスは、電気設備工事を手がけるベトナムのPEICO Construction Joint Stock Company(ハノイ)を子会社化することを決定いたしました。PEICOは2007年に設立され、日系大手メーカーの現地工場からの工事受注などで実績を積んでまいりました。現在は売上高3億6800万円、経常利益4600万円、純資産1億円を計上しています。
子会社化の目的
JESCOホールディングスは、PEICO株式の65%を取得することで北部ハノイ地域における電気設備工事事業の強化を狙っています。取得価額は非公表で、当初の取得予定時期は2022年2月下旬とされていました。また、PEICOとは2020年に業務提携を開始しており、これまで協業関係を築いてきた実績があります。
JESCOホールディングスのベトナム展開
JESCOホールディングスは2001年にベトナムへ進出して以来、南部ホーチミン地域を中心に空港、防災無線、高層コンドミニアムなどの電気設備工事を手がけてまいりました。今回のPEICO子会社化によって、北部ハノイ地域における事業領域がさらに拡大すると期待されています。
追記事項
取得予定の変更
2022年4月14日に、当初2022年2月下旬とされていた取得予定を同年5月下旬に変更すると発表されました。PEICOとの連携をより着実に進めるための体制整備が行われていると考えられます。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。