JBCCホールディングスがAACの株式譲渡を発表
株式譲渡の概要
JBCCホールディングスは、システム開発のアドバンスト・アプリケーション(以下、AAC)の全保有株式65.8%を、日本アイ・ビー・エムに譲渡すると発表いたしました。譲渡価額は16億円、譲渡予定日は2015年10月1日となっております。
譲渡の背景と目的
今回の株式譲渡は、JBCCホールディングスが進める事業戦略の見直しの一環となります。JBCCホールディングスは2011年2月にAACを子会社化し、IBMのソリューションや製品技術を活用した金融機関向けシステム開発事業を推進してまいりました。今回の譲渡により、その事業戦略を再構築し、より効果的な経営資源の配分を目指す意向です。
AACの業績と企業価値
AAC(東京都中央区)は、売上高35億8000万円、営業利益2億2500万円、純資産18億1000万円を計上しており、堅実な業績を実現しております。今後、日本アイ・ビー・エムのもとでさらなる成長が期待されます。
今後の展望
JBCCホールディングスにとっては、グループ全体の事業最適化に向けた戦略を進める機会となり、AACにとってはIBMのリソースをより直接的に活用しながら、金融機関向けシステム開発事業をさらに拡大することが見込まれます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化することを強みとしているM&A専門企業です。豊富な経験と知識をもとに、スムーズなM&Aの実現をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。