JALCOホールディングスによるエイコス株式取得の概要
JALCOホールディングスは、不動産賃貸業を展開するエイコス(大阪市)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。これにより、JALCOホールディングスが主力事業の一つと位置付けるアミューズメント関連不動産の規模拡大を図る狙いがあります。
エイコスが保有する不動産の特徴
エイコスは、地下鉄・天神橋筋六丁目駅(大阪市北区)近くの好立地にアミューズメント施設向けの賃貸用不動産を保有しています。帳簿価額は28億6400万円ですが、評価額は105億円という大きな含み益があるとされており、JALCOホールディングスとしてもこの大きなポテンシャルを高く評価しているといえます。
取得価額と今後のスケジュール
エイコス株式の取得価額は約60億円で、取得予定日は2024年2月29日となっております。今後の手続きが円滑に進められることで、不動産賃貸事業を通じた安定的な収益基盤の拡大が期待されます。
エイコスの今後の事業再編
エイコスはホテル運営および飲食店運営の両事業を会社分割により新会社へ移管する予定です。これにより不動産賃貸事業に特化した形となったエイコスを、JALCOホールディングスが子会社化することになります。
事業再編の狙い
エイコスが複数の事業を展開している現状を踏まえ、それぞれの事業が専門的に成長できるように再編が図られています。ホテル運営や飲食店運営は新会社として分割し、不動産賃貸を中心に資産活用を行うエイコスをJALCOホールディングスが傘下に収めることで、両社ともに事業効率の向上や新たなシナジーの創出が期待できます。
株式会社M&A Doの強み
売り手から手数料を一切いただかないサポート
ここで、企業の買収や売却にかかわるM&Aにおいて強みを持つのが「株式会社M&A Do」です。売り手様から手数料を一切いただかず、売却後の資産を最大化するサポートを得意としております。M&Aの実行やアドバイザリー業務だけでなく、売主様の立場に立った最適なソリューションを提供することで、スムーズな事業譲渡とその後の経営の安定化を実現いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。