J-MAX、中国子会社の全持ち分を譲渡へ

J-MAXは、中国孫会社で物流・倉庫サービスを手がける広州恒邦倉儲有限公司(広東省)の全持ち分を、現地投資会社の広州市盛鴻置業投資有限公司(広東省)に譲渡することを決定しました。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2024年6月30日とされています。

新エネルギー車市場の影響

近年、中国自動車市場では新エネルギー車が急速に増加しており、主要客先の生産が減少傾向にあります。広州恒邦倉儲の親会社である広州丸順汽車配件有限公司(広東省)が自動車部品の製造・販売などを手がけていましたが、この市場変化の影響を受け収益が悪化していました。

構造改革と現物出資の方針

J-MAXはこのような状況を受け、構造改革の一環として今回の譲渡を決定しました。広州丸順汽車配件の一部生産拠点の土地と建物を広州恒邦倉儲に現物出資したうえで、株式を譲渡するという手法をとっています。これにより、J-MAXのグループ全体の効率化と体質強化を図る狙いがあります。

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