Jトラストがハイキャピタル貸付を子会社化
Jトラストは、韓国で貸付業を営むハイキャピタル貸付(ソウル市。売上高45億2000万円、営業利益6億4900万円、純資産42億3000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。これにより、韓国事業のさらなる拡大を図る方針です。
取得価額と取得予定日について
取得価額は45億7400万円で、取得予定日は2014年3月11日を予定しています。今回のハイキャピタル貸付子会社化は、Jトラストが2011年4月にネオラインクレジット貸付(ソウル市)を子会社化し韓国市場に参入した流れの一環であり、韓国でのビジネス基盤をより強固にする狙いがございます。
ハイキャピタル貸付の概要
ハイキャピタル貸付は現代海上火災保険(ソウル市)系列の貸付業者で、本社のほか4店舗で事業を展開しています。小額信用貸付を中心に貸付残高を伸ばしており、2013年10月末時点で業界7位の貸付残高を誇っています。
韓国事業拡大の背景
Jトラストグループは、既に韓国の消費者金融市場に参入し一定の成果を上げています。今回のハイキャピタル貸付を子会社化することで、貸付規模や営業拠点の拡大が見込まれるだけでなく、既存の韓国子会社との事業シナジーを高めることができると考えられます。
今後の展望
Jトラストにとって、本件は韓国市場におけるプレゼンス向上の大きな一歩となります。競争が激化する韓国の消費者金融市場においても、さらなるサービス拡充と企業価値の向上が期待されています。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。