Jトラストの韓国子会社譲渡について
Jトラストは、2015年10月15日に韓国で債権買取・回収事業を手がけるネオラインクレジット貸付(ソウル。営業収益6億1400万円、営業利益9000万円、純資産27億2000万円)とハイキャピタル貸付(同。営業収益36億8000万円、営業利益7億2400万円、純資産51億8000万円)の全株式を譲渡しました。譲渡先は非公表ですが、今回の譲渡価額は2社あわせて1億590万円となっております。
譲渡の背景
Jトラストは韓国をはじめとする東アジアでも金融事業を展開してまいりましたが、今回の株式譲渡は事業効率化の一環として行われたものです。これにより、同社は経営資源を集中し、企業価値の向上を目指すとみられております。
譲渡先の非公表とその意味
譲渡先が非公表とされるケースでは、譲渡条件や譲渡先企業の事業形態などを含めた情報の取り扱いが限定されることが多いです。今回も同様に、公表可能な情報のみ開示することでスムーズかつ確実な譲渡手続きを進める姿勢がうかがわれます。
譲渡価額・譲渡日
譲渡価額は2社合わせて1億590万円となっており、譲渡日は2015年10月15日です。対象企業の事業規模や経営状況を踏まえて決定されたものと推察されます。
今後の見通しと留意点
Jトラストは本譲渡により、グループ全体の事業容態の見直しを図ると考えられます。韓国における金融事業から得られる収益を縮小しながらも、既存事業の強化や新規領域への投資に振り分けられる余力が生まれる可能性があります。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手(売主様)から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化いただけるよう支援することを強みとしております。M&Aに関する多角的なサポートと豊富なネットワークにより、スムーズかつ安全な事業譲渡を実現いたします。事業譲渡をご検討の際は、ぜひ株式会社M&A Doにご相談くださいませ。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。