Jトラストがライブレントを子会社化する背景
Jトラストは、傘下企業のJグランド(東京都渋谷区)を通じて、不動産事業を手がけるライブレント(東京都中野区)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。今回のM&Aにより、販売した不動産にかかる賃貸管理事業を強化する狙いがあるといわれています。
ライブレントの概要と設立経緯
ライブレントは2007年に設立され、東京の城西地区を地盤に不動産事業を展開してまいりました。売上高3億5000万円、営業利益3780万円、純資産1億4700万円という安定した経営基盤を持っていることが特徴です。今回の株式取得価額は5億円で、取得予定日は2023年5月1日とされています。
子会社化によるシナジー効果
ライブレントが子会社化されるJグランドは、「J–ARC」ブランドの投資用レジデンスやIoT機器搭載の賃貸アパートなど、投資用不動産を仕入れから建築、販売までワンストップで扱っています。今回の子会社化によって、不動産の開発から賃貸管理までを包括的に手がけ、さらなる業務効率化と収益拡大が見込まれています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&A仲介業者として、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしています。不動産をはじめ、幅広い業種での実績と専門知識を活かし、お客様に合わせた最適なM&A戦略を提案いたします。企業譲渡や資金調達などを検討されている経営者の皆様の心強いパートナーとして、安心と満足度の高いサービスをご提供しております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。