ITbookホールディングスによる三鈴の全株式取得について
ITbookホールディングスは19日、RIZAPグループ傘下で婦人服・服飾雑貨を展開する三鈴(東京都品川区)の全株式を取得し、31日付で子会社化すると発表しました。取得価額は2億3600万円とされています。
取得の背景と目的
ITbookホールディングスは、EC(電子商取引)システム構築の業務受託を通じて培った技術・ノウハウを活用し、EC販売の強化や事業拡大へとつなげたい考えです。これにより、三鈴の事業をさらに発展させることを目指しています。
三鈴の概要
三鈴は1970年に設立され、「Rewde」「SHOP DADA」などの婦人服ブランドを主に20代から30代の女性向けに展開しています。2016年4月にRIZAPグループの傘下となり、オフィスアパレルのカジュアル化の流れに対応するリブランディングを進めてきましたが、残念ながら十分な成果が得られず、業績が低迷していました。
RIZAPグループの対応
RIZAPグループは事業構造改革の一環として、今回三鈴を切り離す決定を下しました。ITbookホールディングスはシステム構築・ソフト開発子会社の東京アプリケーションシステム(新潟市)を通じて三鈴を傘下に迎え、今後はITbookホールディングスの強みであるEC分野を中心に、三鈴の事業拡大を図っていく方針です。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。