IMVによる振研の全株式取得について
IMVは、振動に関する試験装置を製造・販売する振研(東京都八王子市。売上高11億8000万円、営業利益6200万円、純資産1億4300万円)の全株式を取得し、子会社化することを決議いたしました。これは振研の株主からの譲渡申し出を受けたもので、取得価額は非公表となっております。取得予定日は2016年2月29日です。
取得の背景
今回の決議の背景には、振動試験装置の市場における成長機会を捉えたいというIMVの意図があると考えられます。振研は豊富な実績と技術力を持ち、安定した業績を維持してきました。そのため、IMVとのシナジーが期待できるとして譲渡申し出を受けたものです。
振研の特徴
振研は、振動に関する幅広い装置やサービスを展開しており、高い専門性が評価されています。これまでの実績として、様々な振動試験を手がけ、多岐にわたる産業分野のニーズをカバーしてきました。
IMVと振研の今後の展望
IMVによる振研の子会社化により、振動試験装置における研究開発やアフターサービスなどの体制強化が期待できます。これらから、両社の顧客への提供価値が向上し、さらなる市場拡大が見込まれます。
市場への影響
この買収により、振動試験装置業界の競争が活性化すると考えられます。また、IMVの広範なネットワークと振研の技術力を融合することで、新たな製品やサービスが生まれる可能性もあるでしょう。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aの専門的な知見を活かし、円滑な事業承継と最適な条件の実現をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。