IMAGICA GROUPによるフォトニックラティスの子会社化について
IMAGICA GROUPは、東北大学発のベンチャー企業であるフォトニックラティス(仙台市)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。両社は10年以上にわたる共同開発関係があり、これまで偏光高速カメラや複屈折マッピング計測装置の製品化を進めてきましたが、今後のセンシング領域での事業拡大を見据えて傘下に取り込むことを決めたとされています。なお、取得価額や取得日は非公表とのことです。
フォトニックラティスの概要
フォトニックラティスは2002年に設立された企業で、フォトニック結晶の微細な積層パターンを自在に設計・成膜する技術を有しています。フォトニック結晶は光回路や非可視領域への利用拡大、さらには計測素子への応用が期待されている先端技術です。
共同開発の成果と今後の展望
IMAGICA GROUPとフォトニックラティスは長年の共同開発を通じて、偏光高速カメラや複屈折マッピング計測装置の実用化に取り組んできました。今回の子会社化により、さらなる技術開発と事業拡大が期待され、センシング領域以外にも幅広い分野への応用が可能になると見込まれます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとするM&A支援の専門企業です。豊富な知識と実績に基づくサポートを提供し、円滑なM&Aの成功に貢献いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。