IMAGICA GROUP、米Pixelogic Holdingsを子会社化へ
IMAGICA GROUPは、映像関連の持ち分法適用関連会社である米Pixelogic Holdings, LLC(カリフォルニア州)の株式を追加取得し、子会社化することを決定しました。現在39.9%の持ち株比率を約88%に高める方針で、取得価額は約59億4000万円です。取得予定日は2020年10月1日となっています。
Pixelogic Holdingsの概要
Pixelogic Holdingsは、劇場映画やテレビドラマ作品などの映像コンテンツの原版が完成した後、ローカライズ(現地化)やディストリビューション(データ作成、品質チェック、納品作業、工程管理など)といった業務を担う企業です。ハリウッドメジャースタジオやテレビ局などを主な顧客としており、売上高は67億6000万円、最終利益は△17億4000万円、純資産は△12億1000万円となっています。
追加取得の背景と目的
IMAGICA GROUPは、映像制作およびポストプロダクション分野に強みを持つ企業ですが、近年は世界的にコンテンツの多様化が進み、ローカライズやディストリビューション機能の重要性が高まってきています。今回の追加取得によりPixelogic Holdingsを子会社化し、グローバル規模での映像ビジネス領域をさらに強化しようとしています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手となる企業から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&A案件を通じて、より良い事業継承や経営戦略の実現を支援している企業です。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。