IMAGICA GROUPの希望退職と構造改革について
IMAGICA GROUPは、新型コロナウイルス感染拡大により国内映像市場が厳しさを増すなか、グループ事業再編など抜本的な構造改革の一環として本体と映像制作サービス事業を担う子会社のIMAGICA Lab.で希望退職を募りました。その結果、2021年3月31日を退職日として合計105人が応募したと発表しています。
希望退職の内訳
IMAGICA GROUP本体では10人程度を募集していたところ14人が応募し、IMAGICA Lab.では90人程度の募集に対して91人が応募しました。希望退職に伴い、2021年3月期決算において割増退職金や再就職支援にかかる関連費用として15億6000万円を特別損失に計上する予定です。
退職者募集の背景
映像市場の変化やコロナ禍の影響を踏まえ、競争力を維持・強化するためにグループ全体で構造改革が進められています。その一環として本体とIMAGICA Lab.の希望退職が実施され、人員の適正化を図ることが主な目的とされています。
IMAGICA Lab.の再編
IMAGICA Lab.は2021年4月1日付で、エンターテインメント、テレビ番組・CM、ゲーム・グラフィック関連など、分野別に5つの新たな子会社に分割・再編される予定です。これにより、それぞれの分野で専門性を高めながら、さらなる事業成長を目指す方針です。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手の皆様から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとしています。M&Aに関する豊富な知識と経験を活かし、売主様にとって最適な意思決定をサポートするパートナーとして、多くの企業様の事業譲渡やM&Aを成功へと導いています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。