IKホールディングスがアルファコムを譲渡
IKホールディングスは、ITソリューション事業を展開する子会社のアルファコム(東京都千代田区)の全株式を、AIチャットボットサービスを手がけるクウゼン(東京都千代田区)に譲渡することを決定いたしました。これは事業の選択と集中の一環であり、譲渡価額は非公表となっています。譲渡予定日は2024年6月28日です。
アルファコムの事業内容
アルファコムは、コンタクトセンター向けの通話音声録音システムやチャットシステムを主力として展開しております。直近の決算では売上高5億1800万円、営業利益877万円、純資産△4570万円を計上していました。
譲渡に至る経緯
IKホールディングスは、事業の選択と集中を進める中で、アルファコムと親和性の高いクウゼンへの譲渡が最善と判断しました。クウゼンは社内問い合わせやカスタマーサポート向けにAIチャットボット「クウゼン(KUZEN)」を提供しており、アルファコムの事業と高いシナジーを見込んでおります。
クウゼンの特徴
クウゼンはAIを活用したチャットボットサービスを中心に事業を展開しています。社内問い合わせやカスタマーサポートに強みがあり、顧客対応の自動化や効率化に寄与します。今回の譲受によって、アルファコムが持つ顧客基盤の拡大やシステム開発ノウハウを生かし、さらなるサービス強化が期待されます。
今後の展望
今回の譲渡により、IKホールディングスは主要事業への注力を図り、アルファコムはクウゼンとの提携で事業成長を目指すことが見込まれます。市場のニーズに合わせたシステム開発・AI活用の加速を通じて、より高い価値を提供していくことが期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手(売主様)からの手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとするM&A支援会社です。売主様にとって最適な譲渡スキームの立案から実行まで、専門家がきめ細やかなサポートをご提供いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。