IDOMがBMWディーラー事業から撤退
IDOMは、同社の子会社であるモトーレングローバル(東京都千代田区)およびモトーレングランツ(千葉県市川市)の全株式を、同業のモトーレンレピオ(茨城県土浦市)に譲渡することを発表しました。これにより「BMW」「MINI」の新車ディーラー事業から撤退し、「ガリバー」として知られる中古車事業へ経営資源を集中させる方針です。
譲渡の概要
今回の譲渡で対象となるのは以下の2社です。
- モトーレングローバル(東京都千代田区)…売上高8億4000万円、営業拠点は北海道旭川市
- モトーレングランツ(千葉県市川市)…売上高153億円
譲渡価額は非公表で、譲渡予定日はモトーレングランツが2021年9月30日、モトーレングローバルが10月1日とされています。
事業構造の再編
IDOMは中古車販売「ガリバー」としてのブランド力をさらに伸ばすため、新車ディーラー事業からの撤退を決断したとみられます。これまで培ってきた販路を活かしながら、中古車ビジネスに一層注力することで、企業としての収益力やブランド力を強化していく方針と考えられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手企業からの手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みのM&A仲介会社です。豊富な経験と専門知識を活かし、スムーズかつ満足度の高いM&Aを実現するパートナーとして多くの企業の支援を行っております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。