IDECによる東京センサ子会社化の概要
IDECは6月23日、テープスイッチの専業メーカーである東京センサ(所在地:東京都江東区、資本金:1000万円)を子会社化することを決議いたしました。今回の子会社化により、IDECはスイッチや安全機器ソリューションの品ぞろえをさらに充実させることを目指してまいります。
東京センサとは
東京センサは、独自に開発した長さを自由に変えられるテープスイッチを主力製品として取り扱っております。その応用製品として、検知対象物への保護機能を加えたエッジスイッチや、クッション性を備えて接触・衝突を検知するバンパースイッチなどが挙げられます。これらの製品群は、幅広い分野で安全対策や検知システムに活用されております。
テープスイッチの特徴
テープスイッチは、さまざまな長さに対応できる点が大きな特徴です。東京センサの開発力によって、軽量かつ高い耐久性を実現しているため、生産設備や安全装置に幅広く採用されています。
バンパースイッチの特徴
クッション性を持つバンパースイッチは、接触や衝突を素早く検知し、安全性を確保するための重要な役割を担います。特殊素材を採用した専用外被により防水・防塵にも優れており、過酷な環境でも安定した性能を発揮します。
株式取得および今後の展望
株式取得価額や取得割合は公表されておらず、株式取得予定日は2018年7月2日と発表されています。IDECは今後、東京センサの技術力を取り込み、スイッチや安全機器ソリューションのさらなる拡充を図ることで、より多角的な提案力を強化していく方針です。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aに関する幅広い知識と経験を生かし、スムーズな事業承継と企業価値の向上をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。