IBJ、旅行事業子会社「かもめ」の全株式を譲渡へ
IBJは、新型コロナ禍による海外新婚旅行需要の回復が時間を要すると判断し、旅行事業子会社「かもめ」(東京都港区)の全株式を原優二氏に譲渡することを決定しました。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2021年12月29日です。
譲渡対象企業の概要
今回譲渡される「かもめ」は、旅行に関する各種サービスを提供しています。売上高は6億9800万円、営業利益は△2800万円であり、純資産は1億7200万円となっています。新型コロナ禍の影響を大きく受けたことで、海外への新婚旅行需要の大幅な減少が避けられない状況となったようです。
譲渡理由と今後の見通し
新型コロナウイルスの流行により、海外旅行市場の回復が遅れることが予想されます。そのためIBJは、経営資源を他事業領域に集中させることを目的として、旅行事業子会社を譲渡する決断に至ったものと思われます。一方で、新たな経営体制となることで、「かもめ」自体は戦略やサービスの再編を試み、今後の事業展開を計画すると考えられます。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。