IBJがDiverse株式40.05%を譲渡
IBJは、友人・恋人探しのマッチングサービス事業を展開する子会社Diverse(東京都千代田区。売上高23億8000万円、営業利益1億6300万円、純資産1億6900万円)の株式40.05%を、同社社長の津元啓史氏に譲渡することを決定しました。今回の譲渡により、津元氏の持ち株比率は80.05%(IBJは19.95%)となります。
株式譲渡の背景と目的
本件は、婚活事業の経営資源再配分の一環として行われました。Diverseは、それまで主力として友人・恋人探しといった比較的ライトなユーザー層を対象とするマッチングアプリ「YYC」「Poiboy」を展開してきました。一方でIBJグループとしては、より結婚を意識した分野へ経営資源を集中させる方針となり、Diverseを切り離すことを決定したのです。
株式譲渡の詳細と今後の見通し
譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2022年4月28日とされています。また、Diverseの事業のうち結婚を意識したユーザーを対象とする「you bride」については、4月1日付でIBJが事業取得しました。IBJは今後、より結婚を意識した顧客層に向けてサービス展開を強化していく見通しです。
株式会社M&A Doの紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしています。M&Aを検討される際にはぜひご相談ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。