IBJによるDiverse買収の概要
IBJは、ミクシィの100%子会社であるDiverse(東京都渋谷区)を子会社化することを決議しました。Diverseは2013年設立で、友人・恋人探しのマッチング事業、結婚支援事業、恋愛メディア事業の3つを柱としています。今回の買収により、IBJは婚活に関わる潜在顧客層を広げ、さらなる事業拡大を目指します。
取得価額と取得予定日
取得価額は5億2800万円(アドバイザリー費用など含む)で、取得予定日は2018年7月2日です。これにより、DiverseはIBJ傘下の完全子会社として事業を継続していきます。
買収先の概要
Diverseの直近の実績としては、売上高28億8000万円、営業利益6900万円、純資産9億3100万円を計上しています。結婚支援やマッチング事業において確かな実績を持ち、婚活市場で大きなシェアを誇る企業です。
買収の狙いとシナジー効果
IBJはDiverseを傘下に取り込むことで、両社が持つ事業ノウハウを共有し、グループ全体としての相乗効果を狙っています。具体的にはサービスの拡充や新たな顧客層の獲得、マーケティング手法の横展開などが期待されます。
潜在的顧客層の取り込み
マッチングアプリや恋愛メディアを提供するDiverseの顧客層は、結婚を検討し始める潜在的な婚活中の方々です。IBJはそのような顧客層をグループ内に取り込み、双方のサービスを掛け合わせることで婚活市場での競争力を一段と高めることを目指します。
事業ノウハウの共有
IBJは既に結婚相談所や婚活パーティー事業などを全国的に展開しており、Diverseが有するオンラインマッチングや恋愛メディア運営の知見と組み合わせることで、サービスの付加価値やブランド力を強化する方針です。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。